阿仁川とスマイルレール内陸線沿線 Photo Gallery
秋田内陸縦貫鉄道は、北秋田市の奥羽本線鷹巣駅から仙北市の秋田新幹線角館駅に至る
94.2㎞区間をつなぐ、乗り鉄・撮り鉄が集うローカル線です。
2017年11月1日から「スマイルレール秋田内陸線」の愛称で親しまれています。
大覚野峠を貫く5.697㎞の十二段トンネルを抜けると、そこは奥阿仁のマタギの里エリアです。
スマイル列車は阿仁川(大又川)と並走し、小又川が合流する阿仁前田温泉駅まで約30㎞区間を
13ヶ所の橋梁を渡り里山里地の絶景ポイントを走り抜けます。
沿線の里山風景と重ね合わせた、あなたの内陸線を探す旅に出かけましょう。
錦秋~晩秋のスマイル
  (9月~11月中旬)


駅 名  乗り継ぎ  最寄りの観光スポットまでのアクセス時間  周遊タクシー 最寄りの宿泊施設
鷹  巣 ◎奥羽本線
・秋田方面
・青森方面

◎大館能代空港
・羽田:70分
縄文館(世界文化遺産伊勢堂岱遺跡)==5㎞車10分
大太鼓の館(道の駅)==5㎞車10分
大館能代空港ターミナルビル==8㎞車15分
・たかのす・ひかりタクシー
  0186-62-1411
・丸宮タクシー
  0186-62-2030
・観光ハイヤー
  0186-72-3212
・米内沢タクシー
  0186-72-3212
 
北秋田市宿泊情報 
縄文小ヶ田
◎縄文遺跡へ 縄文館(世界文化遺産伊勢堂岱遺跡)==徒歩10分
阿仁前田温泉
(クインス森吉
◎森吉登山
◎奥森吉トラック
森吉登山(花の百名山)
こめつがコース==17.5㎞車40分
ヒバクラ岳コース==37㎞車60分
●奥森吉トラック(ブナ林と渓谷巡り)
太平湖(神秘の湖)==30㎞車50分
小又峡(県名勝及び天然記念物)=30㎞車50分
クマゲラの森(国指定鳥獣保護区)==37㎞車60分
桃洞渓谷(女滝と六階滝)==37㎞車60分
赤水渓谷(天国の散歩道)==37㎞車60分
・米内沢タクシー
  0186-72-3212
クインス森吉
  0186-60-7000
・民宿丸慶
  0186-75-2009
・リバーサイド丸慶
  0186-75-2300
・森吉山荘
(休業中)
  0186-76-2334
杣温泉旅館
  0186-84-2007
阿 仁 合 ◎ゴンドラで行く
・花の百名山
・日本三大樹氷 
森吉山阿仁スキー場==14.5㎞車20分
日本三大樹氷
森吉登山(花の百名山)
ゴンドラで行く森吉登山==14.5㎞車20分
ブナ帯コース==18㎞40分
・阿仁タクシー
  0186-82-3115
ホテルフッシュ
  0186-82-3155
阿仁の森ブナホテル

  0186-82-2400
(冬期休業)
 阿仁マタギ  ◎奥阿仁トラック ●奥阿仁トラック(マタギの里の名瀑巡り)
くまくま園==2㎞車5分
中ノ又渓谷(安ノ滝)==11㎞車45分
立又渓谷(一ノ滝~二ノ滝~幸兵衛滝)=11㎞車45分
・阿仁タクシー
  0186-82-3115
打当温泉マタギの湯
  0186-84-2612
八  津  ◎かたくり群生の郷 かたくり館==八津駅より徒歩2分
日本一のかたくり自生地(仙北市西木町)
・特産品である西明寺栗園の約20haに春の妖精が乱舞
・角館観光タクシー
  0187-54-1144

・田沢湖観光タクシー
  0186-43-1331
・田沢湖・角館観光協会・
角  館  ◎秋田新幹線
◎田沢湖線 
武家屋敷檜内川さくら堤公園==駅から徒歩周遊
抱帰り渓谷==8㎞15分
ミズバショウの刺巻湿原==13㎞20分
田沢湖、秋田駒ヶ岳乳頭温泉郷八幡平方面の
  最寄りの駅は秋田新幹線田沢湖駅になります。

秋田内陸縦貫鉄道株式会社公式サイト

 スマイルレールから乗合タクシーで「ぐるっと森吉山」へ
<周遊ルート概念図>
奥阿仁のマタギ街道!内陸線に沿って歩いてみたい撮影スポット

スマイルレールと阿仁川流域
① 打当川とスマイルレール沿線
奥阿仁の第二打当川橋梁から比立内橋梁までの約4㎞区間は、
河床に緑色凝灰岩(グリーンタフ)の奇岩怪石が横たわる渓相が特徴である。
河岸段丘が深いため、大小の沢筋は滝となって合流する。
河床からスマイル列車を狙ってみた。
←奥阿仁駅 <第二打当川橋梁 11/4> 比立内駅→
第二打当橋は、奥阿仁駅から県道を跨いで僅か100mの地点。
河床に連なる広葉樹とスギ木立の重なりに差し込む斜陽は絶妙である。
撮影ポイントは、ご夫婦が耕す野菜畑の一等地。
撮影は一声かけてからお邪魔しましょう。
←奥阿仁駅 <第二打当川橋梁 11/4> 比立内駅→
先頭車両
は縄文号
 
● 小倉沢の「小倉淵の滝」から早瀬沢橋梁までの渓相
打当川は比立内川と交わる阿仁川の起点から上流部約12㎞の段丘河川である。
河床は約1500万年以降に噴出した緑色凝灰岩(グリーンタフ)の基盤に
森吉山カルデラの噴火物である凝灰岩等が重なり、
グリーンタフと同様の奇岩怪石の景観を作り出している。 
小倉沢は「小倉淵の滝」となって打当川に合流する。
川に張り出した「御座石」は、滝を愛でスマイル列車を待ち構える撮影スポットだ。

その昔、童たちが川に飛び込んで遊んだ場所でもある。
川岸を歩いて渓相を楽しめるが、スパイク長靴や沢靴を履いて歩こう。  
←奥阿仁駅 <第二打当川橋梁 10.30> 比立内駅→ 
河床に突き出した「御座の石」から打当川に内陸線を重ねた。
 
「小倉淵の滝」周辺の渓相は、何処もかしこも釣りキチ三平の世界が連続する。 
打当川は、青白く輝く、緑色凝灰岩(グリーンタフ) の河床が続く。
流れは大曲へと落ち込んでいく。
急流は大曲でU字状に流れを変える(県道河辺阿仁線の展望地より) 
約50年前には川向に一軒ある住宅に繋がる吊り橋があったとのことだ。
大曲は通称:山棟蛇(ヤマカガシ)の呼び名がある。
ヤマカガシとは蛇のこと。急峻な流れという注意喚起の語意であろう。
その昔、渡し橋を掛けた大曲:山棟蛇(ヤマカガシ)に下りてみた。
そこは、森吉山由来の噴火物(左の黒っぽい岩)と
グリーンタフ(右の青白い岩)を分ける地質形成のドラマが垣間見える。
大曲頭部のグリーンタフ 
先人たちが橋を架けた橋杭の跡が甌穴のように残っている。
急峻な流れは大曲に落ち込んでいく。
付近はグリーンタフの奇岩怪石が流れを仕切る。
大曲の出口(打当川で最も狭い落込みの一つ)は絶景ポイントでもある。
大曲の下流部は、トロ状の流れを繰返す。
←奥阿仁駅 <打当川に注ぐ早瀬沢橋梁 11/3> 比立内駅→
秋田マタギ街道(県道河辺阿仁線)の旧道から河床に下りてみた。
スマイル列車の快音が早瀬沢に木魂す。
流れは、菅生橋をくぐり比立内川と合流し阿仁川になる。 
 
←比立内駅 <秋田マタギ街道から比立内橋梁をスナップ 11/4> 奥阿仁駅→
先頭車両は縄文号 
   
 ←比立内駅 <秋田マタギ街道から比立内橋梁をスナップ 11/4> 奥阿仁駅→
スマイル列車は陸橋から鉄橋に変わり比立内川を渡る 
   
比立内橋梁の真下にある羽立橋から打当川 の渓相をスナップ 
羽立橋から比立内川(左)と打当川 の合流点(阿仁川)をスナップ  
 
比立内川は橋梁の下流部で打当川と合流し
阿仁川(大又川)となる。
  
比立内橋梁1㎞上流部の牛滝橋周辺をスナップ
比立内川も打当川同様に、何処もかしこも万華鏡(牛滝橋にて)  
 
牛滝橋に合流する〇〇沢 
比立内川に注ぐ積沢集落から落ちる小滝(牛滝橋にて)  
牛滝橋から新牛滝橋を望む 
 
 ←比立内駅 <マタギ街道から比立内橋梁をスナップ 11/3> 奥阿仁駅→
比立内川は、橋梁を潜ると打当川と合流し阿仁川となる。
  
 
阿仁川とスマイルレール沿線
  スマイル列車は、比立内橋梁⇔小又川橋梁までの23㎞を並走 
←奥阿仁駅 <↑打当川と比立内川↗が合流し阿仁川→となる 11/3> 比立内駅→ 
羽立橋から河床に下りてみた。打当川と比立内川の合流点からスマイル列車を見送る。 
←奥阿仁駅 <↑打当川と比立内川↗が合流し阿仁川→となる 11/3> 比立内駅→ 
列車は比立内川橋梁からの絶景を載せて走る。 
←奥阿仁駅 <↑打当川と比立内川↗が合流し阿仁川→となる 11/9> 比立内駅→ 
比立内川橋梁からズームを引くと段丘の小滝も仲間入り。  
比立内川(左)と打当川(右)が合流し阿仁川(前方)となる。 
幸屋大橋から上流部の様ノ滝を俯瞰
橋の高さは阿仁川流域随一を誇る 11/5
幸屋大橋から下流部の幸屋橋を俯瞰
橋の高さは阿仁川流域随一を誇る 11/5
←笑内駅 <西日が車窓を抜けてくる:大又川橋梁 11/14> 萱草駅→ 
 大又橋梁は撮り鉄達の撮影ポイント、晩秋の雅に杉木立が共演。 
国道105号萱草大橋から上流部を俯瞰
遅い錦秋の雨上がりを待った 2024.11.8
←阿仁前田温泉駅  <朝霧が晴れた小又川橋梁を走る>  前田南駅→   
←阿仁前田温泉駅  <小又川橋梁を走る>  前田南駅→  
←阿仁前田温泉駅駅 <小又川橋梁を走る> 前田南駅→ 
←阿仁前田温泉駅  <小又川橋梁を走る>  前田南駅→ 
←前田南駅  <小又川橋梁を走る>  阿仁前田温泉駅
七角山と昼様山を従えて走る 。黒っぽい稲株は田圃アートの名残。
←阿仁前田温泉駅  <晩秋の小又川橋梁を走る>  前田南駅→  
晩秋の昼様山の懐を駆ける 山も列車も西日のスマイル
阿仁川と晩秋の阿仁前田地区(小又川大橋にて) 11/14 
 ←阿仁前田温泉駅  <小又川橋梁を走る>  前田南駅→
  (冠雪を纏う)
 ←阿仁前田温泉駅  <小又川橋梁の車窓>  前田南駅→
西日から黄葉を貰ったヤナギの拠水林たち 冠雪が眩しい。

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