<奥森吉>
天国の散歩道

日本トレッキング100 ベスト10
赤水渓谷
Photo Gallery
5月下旬、エゾハルゼミが一斉に鳴きだすと渓谷の雪渓も姿を消し、沢歩き本番の季節を迎える。
水深は5〜15cm。一枚岩盤に点在する甌穴群を愛でながらを遡行する。
玉川温泉への湯治場街道でもあった渓谷路は、
「天国の散歩道」と呼ばれるウォータートレッキングの別天地だ。
湿潤な岩肌にはコアニチドリ、トキソウ、アサヒラン、カキランが見え隠れし、
盛夏の頃はギボウシ類、アカモノ、ウラジロヨウラク、コヨウラクに
モウセンゴケ、キンコウカ、イワショウブ、ニッコウキスゲが咲き誇る。
ダイモンジソウが咲き始めると猛暑の夏ともお別れである。
●赤水渓谷は沢歩きのバリエーションルートです。
●一般的には赤水渓谷本流の兎滝まで3.5キロを往復します。
●赤水渓谷〜桃洞渓谷の源流部周回コースはシャワートレックの別天地です。

赤水渓谷ウォータートレッキングの留意事項 

 初夏〜盛夏の頃
※ ガイド同伴スペシャルコース ※

フォトモーション(スライドショー)
天国の散歩道を遡行 5月20日

トレッキング
ガイドは
こちら
●赤水渓谷は歩道は無く沢歩きです。沢シューズかスパイク長靴を履くこと。
●渓床を自由に歩くには沢シューズがベスト。
●甌穴(ポットホール)は1〜4mと深いものばかりです。
●浅い水深でも亀裂に足が固定されると骨折の原因になります。
●安心感をもって渓谷美を堪能するには、ガイドの同行を推奨する。
●赤水〜桃洞渓谷の源流部を周回する場合は、ハーネスとザイルが必携。
●ノロ川本流〜赤水渓谷全域は遊漁禁止区域となっています。
●全域携帯電話が通じません。
●渓谷は一枚岩盤のため、強い雨が30分ほど続いただけで、短時間で増水します。
 大雨注意報や警報発令時、寒冷前線通過時は絶対に入渓しないこと。

@ うさぎ滝まで
スノーブリッジと芽吹き
(5月下旬〜6月上旬)
スノーブリッジ(斜面に降り積もった雪は谷底にくさび状に硬く堆積)
 渓谷の目覚め(尾根筋のブナが、岩肌の灌木林に目覚めを促す)

初夏〜盛夏の頃
(6月中旬〜9月中旬)

その奥へ! 赤水渓谷の入口 
渓谷の入口  いざ!その奥へ
七つの甌穴プールが並ぶ渓谷の出合い 
 渓谷入口の最大級の甌穴(ポットホール)  
渓谷入口の最大級の甌穴 
親子の夏休み 
その奥へ 中流部を遡く   キンコウカ咲く頃(7月中旬)
コアニチドリ(ラン科)  花茎は高さ7〜12p 苔床を褥に一枚岩盤を彩る渓谷の涼花
秋田県の上小阿仁村で発見されたことからコアニと名付けた。(7月3日)
盛夏の滑床を遡く 
渓谷随一の千広の滑床
千広の滑床 
千広の滑床   
千広の滑床 
千広の滑床 
渓床のチムニー:湧水に繁茂する苔が岩盤の浸食を抑制した結果、盛り上がりを形成する 
涼風の滑床 
キンコウカ(ユリ科)一枚岩盤の斜面を占有した群落(7月j上旬)   
キンコウカの花道を遡行(7月5日)  
涼風の滑床を遡く 
 
 梅雨の晴れ間の沢遊び 7/2
鏡の甌穴   一服ノ滝 (田中陽希さんがクールダウンした甌穴)
 水量満点時
休み場の滝 
苔床の流れ
平滑の苔床を遡く 
苔床の流れ 
涼香を求めて(中流部の遡行) 
熟女たちのウォータートレック 
テーブル状に甌穴が連なる赤水庭園 
赤水庭園 全景
赤水庭園の甌穴群(ポットホール)
赤水庭園のステージ(上部から下部を俯瞰) 
玉川温泉へ2時間30分    <玉川分岐>     本流の兎滝へ30分 
本流の兎滝へ30分     <玉川分岐>     野生鳥獣センター
盛夏の緑園 
涼葉 まねき岩 まねき岩と兎滝 
兎滝ホール 兎滝とクライマー達  
兎滝 :滝壺全景
兎滝 :滝壺全景 7/22 
 まねき岩から兎滝頭部を望む

サイホンの流れ   兎滝の由来は、水紋なのかそれとも岩肌紋様なのか・・・?
いずれも漢字の兎紋様に似ていることは確かである!。
 

A うさぎ滝上流部
※ ガイド同伴スペシャルコース ※
<桃洞・赤水周回コースの赤水本流合流点→うさぎ滝までの下降コース>
源流部は長いトロ場に名もない滑滝が1.5キロ以上連続する
ウオータートレックの別天地です。
●無名の滝ばかりです。ネーミングがありましたらご提案ください。
  (←赤水乗越し・↑うさぎ滝)  桃洞・赤水周回コースの本流合流点は100m×巾25mの千畳地 (赤水本流↑)  
 赤水渓谷乗越しから下りた合流点  後方を振返る  小滝を下る
 下流部のV字景観の連続  うさぎ滝に匹敵する滑滝 
青空が手招きする   うさぎ滝頭部5段の甌穴の小滝を下る(下部にまねき岩) 
兎滝頭部の5段のポットホール群 (源流部1.5キロは小滝とテラスが連続する別天地だった)  

渓谷の花たち
<6月中旬〜9月上旬>
一枚岩盤の溶結凝灰岩の岩肌は湿性の花々の宝庫。
コアニチドリやトキソウ、カキラン、サワランのオードブルが並ぶ。
早咲きのキンコウカは涼風のテーブルクロス。
傍らにはギボウシ、ミヤマトウキ、イワショウブ、モウセンゴケ、ニガナが勢ぞろい。
ダイモンジソウが出揃うと渓谷は初秋の兆し。
タニウツギ(スイカズラ科)
渓谷沿いの淵を彩る様は圧巻である。
花季:7月上旬〜下旬
木の高さ150〜200p
 コアニチドリ(ラン科)
湿った岩場や摂理に群生する涼花。
花季:6月下旬〜7月中旬
花茎は高さ7〜12p
 トキソウ(ラン科)
湿った岩場や摂理に群生する。
花季:6月下旬〜7月上旬
花茎は高さ10〜15p
  
カキラン(ラン科) 
湿った岩場ににキンコウカと混生する。
花季:7月上旬〜下旬
花茎は高さ20〜30p
  
ニッコウキスゲ(ユリ科)
渓谷の渕に点在する渓谷の貴婦人。
花季:6月上旬〜7月上旬

花茎は高さ50〜70p 
キンコウカ(ユリ科)
渓谷に群落をつくり他の花々の宿主。
花季:7月上〜中旬
花茎は高さ20〜30p 
 
オオバギボウシ(ユリ科) 
渓谷渕はギボウシ達が占有する。
花季:7月上旬〜下旬
花茎は高さ30〜60p
 
シロバナニガナ(キク科)
渓谷の岩肌に黄色と白の群落をつくる。
花季:6月下旬=7月中旬
花茎は高さ20〜30p 
ダイモンジソウ(ユキノシタ科)
9月に入ると渓畔の岩場は、
5弁の大字型の純白の花が占有する。
花茎は10〜30p

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桃洞滝〜兎滝までの上流部周回コースはこちら 

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