森吉山の花図鑑 Photo Gallery
初夏
山頂部は、6月に入るとようやく目覚める。
雪渓の縁から跳ね起きたマルバマンサクや
ミネザクラの開花が春を告げる。
ポッカリと顔をみせた雪田や湿原の流れに
清楚なミズバショウの花胞が揺れはじめると
茶褐色だった雪田や湿原は
あっという間にヒナザクラやショウジョウバカマの
絵模様が広がる。
これから数週間、春〜初夏の湿原は妖精たちが乱舞する。

 初夏の妖精たち

森吉山花図鑑のメニュー

春〜初夏 盛 夏
花と実の図鑑

マルバマンサク
(マンサク科
春一番に咲く
落葉低木である
ブナ林から
山頂部一帯に咲く。  
ミネザクラ
(バラ科)
オオシラビソ林から
ハイマツ帯まで分布し
マンサクとともに
春の一番花である。 
ミズバショウ
(サトイモ科)
山地から高山の湿地かけて
群生する初夏の代名詞
早春、葉に先立って
花茎を伸ばす。 
ザゼンソウ
(サトイモ科)
ミズバショウと同様

湿潤地を好むが
ブナ林やオオシラビソ林の
中にも適応する。 
ヒナザクラ
(サクラソウ科
高山帯の湿潤地に
生える多年草。
6月中旬〜7月初旬湿原に
純白のジュウタンを広げる。 
ショウジョウバカマ
(ユリ科)
低山地から高山帯に生える
多年草。ピンクの花苞が
いち早く開花する
早春の妖精だ。 
バイカコシジオウレン
(キンポウゲ科)

雪田斜面を好む
常緑の多年草。
森吉山では山頂東斜面
の雪渓跡に咲く。
ミツバオウレン
(キンポウゲ科)
アオモリトドマツ林の
林床から明るい湿潤
地まで勢力旺盛
常緑の多年草。
イワナシ
(ツツジ科)
花は長さ1cm
枝先に3〜8個つける
花もきれいであるが
甘い香りも良い。
低山から高山まで分布。
ムラサキヤシオ
(ツツジ科)
森吉山ではブナ林
から山頂部の
ハイマツ帯まで広く
分布する山のエスコート役。。 
チングルマ
(バラ科)
夏緑性の低木で
高さは約10cm。
湿潤地から礫地まで
適用力ガ強く、森吉山を
代表する花である。 
 イワカガミ
(イワウメ科)
乾燥した礫地や
雪田草地に生える多年草。
森吉山ではチングルマ
と混生するさまが
見事である。
シラネアオイ
(シラネアオイ科)
沢筋の崩壊地やブナ林から
山頂部一帯のオオシラビソ林の
登山道沿いに群生する
初夏の貴婦人である。
サンカヨウ
(メギ科)
湿った沢筋やブナ林の中に多くと
オオシラビソ林
の針葉樹林帯の中
にも見られる。
ツマトリソウ
(サクラソウ科)
オオシラビソ林や
ダケカンバの林縁、
日当たりの良い
チシマザサ群落の
縁に多い。
イワハゼ(ツツジ科)
登山道の礫地や雪田の
乾燥した縁を好む。
夏の終わりには
真っ赤な実を付ける
ことからアカモノとも呼ばれる。
オオバキスミレ
(スミレ科)
ブナ林から山頂部の
雪田草原にまで
入り込む広葉草原の
住人である。
イワイチョウ
(リンドウ科)
亜高山帯から高山帯の
湿潤地に群生する
やや多肉な多年草。
雪田はイワイチョウが
占有している。

トレッキングガイドとマップ ネイチャーガイドの申込み
ぐるっと森吉山トレッキングプラン 

フォトギャラリーのメニュー
森吉山遠景 森吉山の四季と花 小 又 川 太 平 湖 小 又 峡 クマゲラの森
桃洞渓谷 赤水渓谷 九 階 滝 中ノ又渓谷 立又渓谷 桃 洞 杉
山麓高原 花のパノラマ 森吉山からのパノラマ 森吉山頂部のパノラマ

NPO森吉山ネイチャー協会
<事務所> 〒018-4302 秋田県北秋田市浦田字浦田65
電話:0186-73-2510  携帯:090-2366-8201 FAX:0186-84-8084
Eメール