<奥森吉>
天国の散歩道

日本トレッキング100 ベスト10

湯治場古道を遡く
赤水渓谷玉川分岐→新玉川温泉へ

玉川分岐は、赤水渓谷を2.5キロ入渓した本流の右沢と左沢の合流点だ。
赤水峠(820m)までは滑滝と甌穴群を愛でながらを約90分で到着する。
赤水渓谷は大正初期から戦前までは玉川温泉への湯治場街道であった。
渓谷増水時は巨木のネズコ、キタゴヨウマツの尾根筋を
眼下に九階滝を愛でながら温泉に向かったとのことだ。
その証に、赤水峠のブナ林に大正初期からのナタ目が多く刻まれている。
米、味噌、身欠ニシンを背負い、タケノコを現地調達した往時の離雑湯(リゾート)が偲ばれる。
赤水峠から柳沢林道までは1.2キロ約20分
林道を4キロ歩くと60分で国道341号線に出る。
国道を横断し間近の玉川大橋を対岸に渡ると新玉川温泉だ。
更に遊歩道の800m先に玉川温泉本館がある。
●プロアドベンチャー田中陽希さんも
「日本200名山一筆書き」のルート(森吉山〜八幡平経由〜姫神山)に、
この湯治場古道を選んだ。

赤水渓谷ウォータートレッキングの留意事項 

フォトモーション(スライドショー)
玉川温泉への湯治場古道を遡行

トレッキング
ガイドは
こちら
●赤水渓谷は歩道は無く沢歩きです。沢シューズかスパイク長靴を履くこと。
●安心感をもって渓谷美を堪能するには、ガイドの同行を推奨する。
●赤水〜桃洞渓谷の源流部を周回する場合は、ハーネスとザイル必携。
●ノロ川本流〜赤水渓谷全域は遊漁禁止区域となっています。
●渓谷は一枚岩盤のため、強い雨が30分ほど続いただけで、急速に増水します。
 大雨注意報・警報発令時は入渓しないこと。

<クリックで拡大>
@ 初夏〜盛夏の湯治場古道
(玉川方面:左沢)  玉川分岐  (右沢:うさぎ滝へ)→ 
(右沢:うさぎ滝へ)   玉川分岐左沢から下流を見る  (野生鳥獣センターへ)

 左沢をスタート  左沢出会いの甌穴群下部  左沢出会いの甌穴群上部
 滑滝が連続し高度を稼ぐ
 滑滝が連続し高度を稼ぐ  
間もなく赤水峠   赤水峠はブナの美林帯(奥阿仁と奥森吉の合流点には多くのナタ目が残る)
平成の温泉行き一行  柳沢林道までは約20分   柳沢林道に到着 

<赤水峠のブナに刻まれた記念・祈願のナタ目>
赤水峠は、奥阿仁と奥森吉からの湯治場古道が合流する展望休憩地である。
阿仁部地域住民の楽しみであったに違いない湯治記念一行のナタ目が数多く残っている。
 大正12年 戸鳥内一行 12名 大正15年 浦田村 田中政吉  昭和24年 畠山芳男  S39.6.15 玉川温泉行き

A 錦秋の湯治場古道
玉川分岐(左沢出会い) → 甌穴を踏む → スターマインの炸裂

赤水峠への源流をたどる 
 赤水峠への源流をたどる 

 赤水峠にて  玉川大橋より焼山を望む(対岸に新玉川温泉が待つ) 


 秋のPhoto Galleryはこちら
桃洞滝〜兎滝までの上流部周回ルートはこちら 

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