<安滝上流部>
「天空の箱庭を訪ねるミニ・アドベンチャーコース」
安滝上流部は、平滑ノ滝本流から
シシアナトヤバ沢、トウドウ沢、甚兵衛沢、金兵衛沢に広がる
甌穴群と小滝を散らばめた渓流庭園である。
周囲の尾根筋は、国天然記念物の桃洞・佐渡杉が囲み、
ネズコやキタゴヨウマツが共生する原生流域を形成する。
近年は、林道が廃道化したため、桃洞渓谷から裏安歩道を乗越し、
安滝頭部に直接下り源流部を周回し再び桃洞渓谷戻る周回コースを紹介する。
安滝頭部から見下ろす中ノ又渓谷の絶景と源流域の箱庭を一度は体験されたい。
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トレッキング ガイド |
<そのアプローチは> @奥森吉の桃同渓谷を遡行し、奥阿仁の分水嶺となる裏安歩道を乗越し、 シシ穴トヤバ沢から下り安滝頭部の本流を目指す。 シシ穴トヤバ沢は本流までは約1.5キロ、40分。U字構状の一枚岩盤に雛段状の小滝が連続し 最後の滑滝(15m)を降下すると安滝頭部の平滑ノ滝(全長約300m)頭部に合流する。 平滑ノ滝は甌穴群が階段状に連なり安滝頭部に連続している。 安滝頭部からの俯瞰美を堪能した後は、平滑ノ滝戻り甌穴群を遡行すること 約1キロ45分で甚兵衛沢・トウドウ沢分岐点に到着する。 ここからトウドウ沢に向って左手前に交わる小沢を約250m、尾根筋を50m登ると 裏安歩道と交わる。歩道を左折すると約250mで桃洞渓谷降り口に戻る。 A甚兵衛沢・トウドウ沢分岐点からトウドウ沢を遡行し(30分)裏安歩道を経由し 桃洞渓谷降り口に戻っても良し。 B甚兵衛沢〜トウドウ沢を周回(約90分)し裏安歩道を経由し桃洞渓谷降り口に戻る。 ●A・Bは行程が長いので6〜8月上旬までに計画されたい。 ●甌穴や深渕の迂回、小滝を登り降りするため登攀装備必携。要ガイド。 ●入渓シーズン(5月下旬〜10月下旬) ●桃洞渓谷の遡行は、桃洞渓谷上流部のページを必見されたい。 ●ヘッドランプ、マップ、コンパス必携 ●GPSナビがあればベスト。 ●周回コースの問合せは事務所(090-2366-8201)まで。 |
<安滝頭部(平滑ノ滝)〜トウドウ・甚兵衛分岐> |
安滝周辺の航空写真 6中旬 |
シシ穴トヤバ沢から安滝頭部へ | 平滑ノ滝の始まり→ | 上流部 → | 平滑の甌穴プール → |
中流部→ | 中流部→ | 下流部 → | 下流部 → |
安滝頭部から俯瞰(降水時は側面に白糸ノ滝が出現) |
平滑ノ滝中流部→ | 平滑ノ滝下流部→ | 安滝頭部 |
安滝頭部から天空の絶景(中ノ又渓谷全景) 10/24 | ||
安滝頭部→ | 安滝頭部を俯瞰する |
トロの廊下と甌穴群の始まり | |||
甌穴が浸食されて連結したトロが200m程続く |
火砕流大地のジオパーク(甌穴が連結した渓床の遡行は沢トレッカーの醍醐味だ!) |
トウドウ・甚兵衛沢分岐付近の高台から渓相を望む 10月10日 | ||
尾根筋に群立する桃洞・佐渡杉(国天然記念物) | ||
灌木林と天然杉→ | 甚兵衛沢を遡く→ | |
甚兵衛沢に金兵衛滝が合流する | 甚兵衛沢を遡く→ | |
甚兵衛沢を遡く→ |
甚兵衛沢に灌ぐ金兵衛滝 | 小滝とポットホールの箱庭 | ||
階段状に甌穴が100m以上連続する |
裏安歩道〜(トウドウ沢経由)〜裏安歩道〜桃洞渓谷へ戻る |
トウドウ・甚兵衛沢分岐〜裏安歩道へ→ | 浦安歩道→桃洞渓谷下り口へ戻る |
男滝を降下する |
初夏〜盛夏 | 錦秋の渓谷 | 晩秋〜初冬 |
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