<奥森吉>
小又峡(秋〜晩秋)
小又峡は全長6キロ、太平湖に注ぐ原生流域の一つである。
ノロ川流域の原生林に源を発し、
大小100を数える瀑布とおう穴、深渕からなる原生郷で、
秋田県の「名称及び天然記念物」に指定されている。
太平湖を船で渡り、小又峡桟橋から三階滝までの約2キロ区間は歩道が完備され、
一般客の秘境探勝ゾーンとして賑わっている。
※上流部のノロ川園地までは、化ノ沢から尾根筋に上がり、
扇ノ沢と沼ノ沢を経由する約6キロ(4時間)の縦走コースが整備されている。

フォトモーション(スライドショー)
小又峡の秋(10月中旬〜10月31日)
トレッキング
ガイド
三階滝までは約2キロ、遊歩道に沿って
横滝、曲滝、千畳敷、ガマ淵、三角滝、穴滝、化ノ滝、化ノ堰、
化ノ穴滝などの小滝や深淵におう穴群が連続する深山幽谷の世界だ。
200万年前に噴出した火砕流が固まった容結凝灰岩の台地が浸食されてた渓谷は
尾根筋にキタゴヨウマツやネズコの針葉樹が群生する水墨画の絵巻だ。
新緑から錦秋の季節を愛でる散策者で賑わっている。

(1) 小又峡探勝ゾーン シンボルの三階滝へ(約2キロ)
<小又峡桟橋→曲滝→ガマ渕→三角滝→穴滝→化ノ滝→化ノ堰→化ノ穴滝→三階滝>
小又峡桟橋から3階滝までの約2キロ区間は瀑布・奇岩・深渕・怪石が連続する。
尾根筋のキタゴヨウやネズコの深緑を背景に、
カエデ類やマンサクなど潅木林の新緑と紅葉は
初夏から晩秋にかけて訪れるハイカー、登山客を魅了してやまない。

<クリックで拡大>
小又峡水路(桟橋〜横滝まで約400m)と散策路 10/20 
ヤマモミジの造形 10.20  
 太平湖から延びる小又峡水路の終点は横滝沢と交わる
歩道から俯瞰する岩盤の摂理に沿って形成した甌穴群
歩道の対岸から小又峡水路と横滝を望む  10/25 
歩道の対岸から小又峡水路と横滝を望む 
歩道の対岸から小又峡水路の終点の横滝 と上流部
歩道の対岸から曲滝を俯瞰 10/25
曲滝と千畳敷き 10/25 
ガマ淵 10/16 
ガマ淵 10/中旬  
ガマ淵 10/25 
三角滝で 10/15
 三角滝で 10中旬 
穴滝の下流部(おう穴群が浸食連結した静寂なトロ場) 
穴滝と対面 
穴滝本体 
 穴滝頭部 
穴滝上流部素描 
紅葉とハイカー 10/15 
 紅葉とハイカー 10/23
 
ヤマモミジ 
穴滝上流部 
 ポットホールの錦 ポットホールの流紋   フォトグラファーたち 
流紋を愛でる 
緩やかな流れに発生した流紋
渓秋の万華鏡
流れに落とした錦絵  10/23 
 ハイカーも錦の素描
錦の絨毯 10/19  
化ノ滝 
化ノ堰を眺めて 10/20  
化ノ堰と平行する山サンゴ礁の 屏風絵 10/23
化ノ穴滝 10/20 
 
化ノ穴滝頭部から化ノ堰を望む 2025.10.25
 化ノ堰を飾る  10/21 
三階滝素描 
秋雨模様  10/28 
晩秋の三階滝  10/30 
三階滝のパノラマ  10/18
雨で岩盤が濡れている時はザイル必須 要注意! 
三階滝のパノラマ  10/25 
滝壺散策 
200万年に亘る造形美の重なり
滝壺散策 2025.10.25

 曲滝  穴滝  もう一つの錦  穴滝上流部
 化ノ滝  化ノ堰  化ノ穴滝  三階滝

(2) 小又峡縦走路を行く(約6.5q)
※野生鳥獣センターから小又峡までの下りコースです※
@ 最上流部の渓畔を行く(約1.5q)
<野生鳥獣センター→クマゲラの森〜ノロ川橋〜小又峡見晴〜親滝>
小又峡の起点は最上流部のノロ川橋(ノロ川園地)からである。
小又峡見晴までの約1.5q区間はブナ林を縫う緩やかな流れの空間が続く。
渓谷は親滝を堺に急峻なおう穴群(ポットホール)に一変し、小又峡核心部へと下る。
<クリックで拡大>
ノロ川橋俯瞰 ノロ川橋(小又峡起点)   ノロ川橋直下
 ブナ林を縫うように緩やかに流れる 渓相 
 親滝へ続く  渓畔を行く  小又峡見晴
ネズコの伏状枝  親滝下流の甌穴群  親滝を愛でる 

A 縦走路は巨木群の尾根歩きと渓谷の俯瞰美だ!(約4q)

<親滝→旧林道出会い→沼ノ沢・扇ノ沢・化ノ沢合流点を経由→小又峡歩道>
親滝を愛で、林道を300m行くと沼ノ沢下り口になる。
ネズコとキタゴヨウマツの巨木が迎える尾根を急降下すると、
沼ノ沢が合流する幽谷の渓相と対面する。
ここから扇ノ沢を跨いで化ノ沢を経由する尾根筋歩道は、
ネズコ、キタゴヨウマツの共生林が連続する巨木の回廊に
六階滝や甌穴群を眼下に望むパノラマコースとなる。
この渓谷美と巨木群を見ずして小又峡の醍醐味は語れない。
<クリックで拡大>
 巨木の回廊に侵入  沼ノ沢合流点に下りる  沼ノ沢合流点
沼ノ沢合流点(火砕流の一枚岩盤に散乱した森吉山の噴出岩)
 沼ノ沢を渡る  尾根筋へ登り返し  盆栽ネズコ
 キタゴヨウマツの休憩ポイント(遠くに焼山)
 ネズコの傭兵 ネズコの 根上り  尾根筋の花道
ネズコの 根上り   風倒木を越える   ネズコの回廊
ネズコの回廊が続く  キタゴヨウマツの根上り(根上りは倒木跡の証し)
佳滝 の瀑布音が渓谷にこだます
佳滝上流部のトロの流れ 六階滝展望地   六階滝下部三段
化ノ沢を俯瞰する(ネズコ、キタゴヨウマツの針葉樹と灌木林の共演) 
化ノ沢を俯瞰する 
岩稜の珊瑚礁(三階滝付近の錦) 
 三階滝上段と頭部の甌穴群を覗く
 
ミヤマホツツジの黄葉を愛でる 
 
<化ノ沢を下る> 
 化ノ沢に下りる  尾根から化ノ滝を俯瞰する     化ノ沢に下る 
化ノ沢に下りる 化ノ沢を下る  小又峡歩道に合流  
化ノ沢を下りると化ノ滝が待つ小又峡歩道に合流。
三階滝観瀑地は、化ノ堰〜化ノ穴滝を歩む150m先です。
小又峡桟橋(遊覧船)までは、神秘の渓谷美を堪能しながら1.7q約45分です。

小又峡の初夏〜盛夏はこちら

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