| トレッキング ガイド |
北八甲田連峰は最高峰の八甲田大岳をはじめとして、前嶽・田茂萢岳・赤倉岳・井戸岳・硫黄岳・石倉岳・高田大岳・小岳など10峰がある。その中でも、前嶽・硫黄岳の2峰はどこからも登山道が通じておらず、ヤブを漕いで行くのなら別として、一般的な登山の対象とはならない。 これらの山々は大体甲状か屋根状で、屋根状のものも見る方向によっては甲状を呈している。八甲田山の八甲とはここから出ているといわれ、また高原性の湿原の中には池塘があり、エゾヒツジグサやミツガシワ、ミヤマホタルイ等が生じていて、神の田と称しているが、八甲田の田はここから出ているといわれる。 ＜昭文社 山と高原地図（八甲田・岩木山・白神岳・十和田湖） 著者：いちのへ義孝＞ |
北八甲田三山周回コース
北八甲田連峰周回コースの魅力は、
10峰の端麗な山容を借景に咲誇る豊富な高山植物群もさることながら
その眼前に弧をなす青森湾と津軽平野に麓をなす名峰岩木山の端麗な容姿であろう。
大岳、井戸岳、赤倉岳の岩峰群を取り巻く青森トドマツ(オオシラビソ)の樹海、
溶岩台地を彩る灌木林と湖沼群の毛無岱を巡る旬嶺の主稜線を巡ってみよう。
※ 酸ヶ湯温泉を起点に大岳から毛無岱を巡り酸ヶ湯に戻る周回ルートです ※
＜撮影時期：８月下旬～１０月上旬＞
酸ヶ湯P（800ｍ）～仙人岱（水）～大岳（1,584.6m）～
上毛無岱（1,200m）～下毛無岱（1,050m）～酸ヶ湯P（800ｍ）
行 程：8.5㎞ 8時間 高低差：785ｍ
＜クリックで拡大＞
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| 北八甲田連山一望（高原野菜畑にて） ８月25日 | ||
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| 仙人岱から大岳を望む | 仙人岱から小岳を望む | 仙人岱の湧水で潤す |
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| 大岳に向う（雪田草原は草紅葉とチングルマの紅葉が美しい ） | ||
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| 小岳を背景に | 南八甲田連峰を背景に硫黄岳 | 山頂直下の鏡沼 |
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| 南八甲田連峰の山襖 | ||
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| もう一息 | 南八甲田連峰と対面 | 鏡沼と硫黄岳を俯瞰 |
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| 八甲田大岳噴火口と甲状火山群三山 | ||
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| 青森市街地と青森湾 | ||
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| 大岳から井戸岳～赤倉岳～毛無岱に向う | ||
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| 大岳山頂からの毛無岱 | 井戸岳の側面噴火口 | 大岳避難小屋 |
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| 見返り美人：大岳 | ||
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| 毛無岱全容 | ||
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| 上毛無岱から岩木山眺望(大岳山頂から48㎞) | ||
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| 上毛無岱を下る | ||
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| 上毛無岱（至福の時間） | ||
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| 下毛無岱を俯瞰 | ||
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| 下毛無岱へ の花道 | ||
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| 下毛無岱 へ | ||
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| 津軽富士：岩木山の溶岩ドームがクッキリ！ | ||
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| 下毛無岱 の草紅葉と見返り三美人 | ||
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| 下毛無岱 の草紅葉と見返り三美人 | ||
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| 大岳を振り返る | ||
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| 酸ヶ湯温泉地区は八甲田連峰トレイルの行動拠点 | ||
※ 晩秋～初冬の頃 ※
＜撮影時期：１０月中旬～下旬＞
酸ヶ湯温泉～地獄沼～睡蓮沼
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| 酸ヶ湯温泉から冠雪の大岳(1584.8m)を仰ぐ 10月下旬 |
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| 酸ヶ湯温泉駐車場から冠雪の大岳(1584.8ｍ)を仰ぐ １０月下旬 |
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| ダケカンバとブナの梢 10月下旬 |
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| 八甲田ゴールドライン沿いの地獄沼 10月下旬 |
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| 八甲田ゴールドライン沿いの蓮沼から硫黄岳～大岳～小岳～高田大岳 10月下旬 |
② 錦秋の城ヶ倉大橋からの渓谷美
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| 八甲田山と城ヶ倉大橋（画像：青森県観光情報ウェブサイトからコピー） |
1995年(Ｈ７)10月27日に開通した城ヶ倉大橋は、
十和田八幡平国立公園内有数の景勝地である城ヶ倉渓流を眼下に見下ろすことができ、
車を降りて景色を楽しむことができます。(青森県観光情報ウェブサイト抜粋）
城ヶ倉大橋は長さ360ｍ 高さ122ｍ。大橋から望む岩木山と眼下の城ヶ倉渓谷美は圧巻に尽きる。
＜撮影時期：10月中旬～下旬＞
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| 大岳を仰ぐ | 南八甲田を仰ぐ | 大橋の影絵 |
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| 眼下の雅（岸壁はサンゴ模様） | ||
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| 眼下の雅（ブナ林のモザイク） | ||
※ ブナ林にたたずむ湖沼と野鳥を愛でる周回ハイキング ※
＜入山期間：５月～１１月＞
蔦温泉休憩所(465ｍ)～0.4㎞10分～蔦沼～0.4㎞１５分～鏡沼～
0.2㎞５分～月沼～0.3㎞15分(中間点535ｍ)～長沼～0.8㎞20分～菅沼
～0.3㎞10分～瓢箪沼～0.2㎞２分～蔦温泉旅館(465ｍ)
行程：2.6㎞ １時間15分 高低差：75ｍ
| 蔦沼温泉起点に、ブナの森に点在する蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼を巡るトレイルです。沼と名前が付きますが、どれも済んだ水をたたえ、湖面には森の木々を映しています。５月はブナの新緑が、１０月から11月には紅葉が楽しめ、冬季は深い雪に包まれます。野鳥の宝庫としても知られ、貴重なアカショウビンの声を聞くことも。アップダウンの少ない道は歩きやすく、四季折々のブナの森を堪能できます。(環境省webサイトより抜粋） |
