イタリアンレストラン「
カプリチョーザ」の懸賞でイタリア旅行が当たり、初めてのただ旅です。
1998年は懸賞に当たりまくりの年でした。当選の連絡はちょうどソウル旅行の手続きを始めようとしていたときで、このローマとソウルの手続きは同時に行っていました。というより期日が迫ってたので、結局ローマのほうを先に手続きを行わないといけない状況でした。
利用した航空会社、
アリタリア航空だったのですが、ちょっと驚いたことがありました。
飛行機が離陸するときって、ます誘導路から滑走路へ移動しますよね。誘導路から滑走路へ入ったとき、普通は一旦停止してからエンジンの回転数を上げて離陸の助走を始めるのに、なんとアリタリアは誘導路のカーブを曲がり終わったかな?というところでエンジン加速!いきなり助走するんです。さすが適当なイタリアだ!と個人的に思ったわけです。
今回は
成田空港発だったので、前日に新幹線で東京へ行き、成田空港近くの「
ホリデーイン東武・成田」へ一泊しました。ちなみにこのホテルは、ABロードに「ツイン一人4500円」という広告が載っていました。
1日目
ソウル帰りの風邪を引きずったまま
成田空港をお昼頃発ち、乗り換えのミラノへ午後4時前着きました。
ミラノでローマ行きの飛行機の時間まで2時間くらいあったので、空港内の喫茶店でコーラで一服。
ミラノから午後7時頃アイタリア国内線で、ローマへ午後8時30分過ぎに着いて、ホテル(ホテル・リージェント)ヘチェックインしたのは、午後10時を過ぎていました。(もう時差でくたくた)
移動時間が長く、お昼に機内食とスナックを間食したのは記憶にあるんだけど、夕ご飯は何を食べたか覚えていません...。
飛行機に8時間以上乗ったのも初めてだったし、すご〜く疲れたな〜しか記憶にない(^_^;)
2日目
オプションで市内観光を申し込んであったので、あれこれ観光しました。
始めは、「トレヴィの泉」へ。もちろんお約束の後ろ向きでコインを投げました。たしか10円だったような。ここの地域はジプシーの人たちが多くて、スリなんかが多いんだそうです。
次は、「コロッセオ」。ここは、昔の集会場と言うか、ホールと言うか...。
途中、いろんな泉や有名な建物などを見たのですが、忘れてしまいました。
最後に、「バチカン市国」です。ここは感動しました、というより涙が出そうなくらい(涙出ました)、綺麗なところでした。
あの有名な「サンピエトロ寺院」と言うところに、マリア様がキリストを抱く彫刻があって、ものすごいリアリティーで今にも動き出しそうなくらいで。モザイク画もたくさんありました。それも壁だけではなくて、天井にまでモザイク画があって、どうやって作ったのが謎です。
古代ローマの方たちはすごい!! もしまたイタリアへ行く機会があったら、1日かけて見たい場所です。
3日目
この日もオプションで、ポンペイとナポリへ行ってきました。
ポンペイでは遺跡を見てきたのですが、改めて古代ローマの方たちの英知に触れました。
現在のようにいろんな機械や計測器があったわけでもないのに、街の区画や道路なんかががほぼ正確なんです。
てくてく歩いていると、道路と言っても石畳に近いんですが、牛車の車輪の跡がくっきり残っているし、男性のシンボルマークがある(それも、きちんと方向まで指している)のです。それはなんと今で言う「売春宿(?)」(表現がわからなくてすみません)がその方向にあったんだそうです。それにその時代の民家や集会場、闘牛場とかそのままの形で残されている場所もありました。本当に古代の生活を感じさせる場所でした。
ナポリでは、卵の城を見ました。ここはイタリアの中でも最も治安が悪いらしく、ガイドさんスリ対策に、荷物は全てバスの中へ置いていくことと、ぜったい一人で行動しないことと言ってました。その間、バスの運転手さんは荷物の当番です。だからナポリの町を歩いたのは、ほんの50メートルくらい...。安全第一だしね。イタリアでは、現地ガイドさんの言うことを聞くことが無難です。ちなみにこのガイドの方は日本人で、バスの運転手さんはイタリアの方でした。
4・5日目
お昼近くにローマの空港からミラノ経由で成田へ。
ローマの空港では、免税申請したんだけど、本当は申請書類と申請する品物を見せるんだけど、日本人ってことで書類だけでOKでした。ここがイタリアなんだよな〜。
ローマでは何度も搭乗ゲートが変更になって、1時間くらい遅れて出発。普通経由地で一旦降りるんだけど、飛行機が遅れたってことで降りられなくて、ミラノで1時間も機内にカンヅメはきつかったよ。
約15時間で成田に午後1時過ぎに着きました。っていうか、やっと着いた!!