地震などのように、横から力がかかると、１階、２階の端部に浮き上がろうとする力が
働きます。 この浮き上がりに耐えるためツーバイフォー工法では、土台と１階及び１階と
２階を接合する金物を使用します。
　 壁に貼る構造用合板を３枚貼りにすることで土台と１階、１階と２階を接合し、浮き上がらな
いようにします。
　 この３枚貼りは、言わば通し柱の役割を果た
す構造で、さらに外壁の隅各部には接合金物で、
浮き上がりを防止しています。

　火災が起こると、火は天井や壁の隙間を通り、燃え広がります。万一の場合でも
被害を最小限に抑えるため、ツーバイフォー工法はファイヤーストップ材で空気の
流れを遮断し、延焼を防ぎます。
この優れた構造は、省令準耐火構造と
呼ばれ、火災保険料が約半額になるという
優れものです。　（各地域の諸条件により
保険料は異なります。）
当社で施工するツーバイフォー工法は、
ファイヤーストップ材の間隔が細かく配置
され、延焼防止に優れた構造となっています。

　ツーバイフォー工法は、床・壁・屋根を構造用合板と木材で組みあわせる面構造。
この面構造が、地震などの力を分散させ、建物のねじれや変形に強い剛性を発揮します。
当社では、6面体構造に加え、安定した
強度がある集成梁を使用しています。
　 床鳴りや狂いが少なく、普段の生活は
もちろん、避けることができない地震に備え
る安心の構造です。

　当社の３枚貼り構造は、階高が高いので、一般のツーバイフォーより１階の天井が約１５ｃｍ高く、広い室内空間が確保できる特があります。
これはのサイズにより高くなるものです。（仕様により天井高さが異なります。）
　 また、床・壁合板の継ぎ目が少なく気密性に優れ、継ぎ目には受け材を設け、経年変化にも対応した構造です。　 つまり、強さだけでなく、
高気密・高断熱の住宅にも適した構造です。