地下足袋山中考
ぐるっと森吉山の変遷と観光振興をテーマにしたエッセイ集です
 地下足袋(じかたび)という言葉自体死語に近くなったが、まだまだ、繊細な職人仕事には欠かせない存在だ。私が物心ついた時は農作業に山仕事、山菜とりに至るまで身近な履物として傍にあった。長年、営林署の貯木場務めだった亡き父の定番の履物はスパイク付の地下足袋だった。足袋型のゴム底に厚手の布仕立て。決して見栄えのしない地下足袋も足首の爪を絞め上げると足下の軽やかさは一変した。スパイク付の物は沢歩きや急登のゼンマイ採りに抜群の威力を発揮したものだ。最近の山歩きは、機能満点のトレッキングシューズ全盛時代だが、その分、地べたの感触は失われた。その履き心地をまだ足下に残している者としては、愛着よりも懐かしさに潤むものがある。
 久々に地下足袋を履いてみた。山中を巡る足下から脳裏に伝わる振動は、雑感を呼び起こし実に心地がいい。山中で浮かんだおっさんのボヤキを書き留めてみた。読笑くださればありがたい。
(巻頭文より)
NO           エッセイ集の タ イ ト ル 掲載日
0  はじめに 2010.4.1
 観光振興計画、ゴンドラ、内陸線、北空港 2010.4.1
 お遍路と山旅 2010.4.10
 癌と森とメタボの話 2010.5.1
 百名山とゴンドラ観光 2010.5.25
 シャトルバスと奥阿仁観光 2010.6.1
 スパイク靴禁止、ストックの先にゴムキャップ厳守・・・? 2010.6.25
 イザベラ・バードとグリーンツーリズム 2010.6.28
 過疎の概念と脱却 2010.7.1
 高速道路の延伸と道の駅の衰退 2010.7.12
10  奥森吉の変遷@ 小又峡のダム開発計画 2010.7.15
11  奥森吉の変遷A ノロ川牧場開発とクマゲラの森 2010.7.18
12  奥森吉の変遷B 国設鳥獣保護区の誕生と拡大 2010.7.30
13  尾瀬と森吉山考 その1 2010.7.31
14  尾瀬と森吉山考 その2 2010.8.2
15  赤水渓谷の今昔@ 渓谷との出会い 2010.9.1
16  赤水渓谷の今昔A 湯治場古道は天国の散歩道だった 2010.9.15
17  赤水渓谷の今昔B 湯治場古道復活プロジェクト 2010.10.23
18  森吉山スキー場の変遷@ スキー場開発の発端 2010.11.3
19  森吉山スキー場の変遷A 山頂部スキー場開発の攻防その1 2010.11.7
20  森吉山スキー場の変遷B 山頂部スキー場開発の攻防その2 2010.11.7
21  森吉山スキー場の変遷C 山頂部スキー場開発の攻防その3 2010.11.7
22  森吉山スキー場の変遷D 山頂部スキー場開発の攻防その4 2010.11.7
23  森吉山スキー場の変遷E バブル崩壊とリゾート法の見直し 2010.11.14
24  森吉山スキー場の変遷F 施設の売却、廃止、無償譲渡 2010.11.21
25  森吉山スキー場の変遷G ゴンドラ観光の行方 2011.3.31
26  北東北の山の魅力 2013.4.1
27   2012.5.8提出の要望書回答の要約 2013.6.1
29  小又狭沢登り遭難事故 2015.8.20
30  秋田県自然保護課と北秋田市商工観光課の無知な「景観破壊論」 2016.8.31

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