当店特別企画酒。『最高のお酒をそのままで』をコンセプトに、今年も限定出荷。 特にすばらしいと思われる大吟醸タンクの原酒を無ろ過無調整にて瓶詰めした逸品。 飲み手を選ばない非常に許容力の大きい美味しさを持つお酒。
 当店が皆様の元にお届け致します。本物の日本酒の素晴らしさ、奥深さをこの「春月」でぜひお確かめ下さい。

 秋田県の大吟醸クラスでは、
ズバリ一押しのお酒です。

 

《酒歴》

仕込み数量

700kg

原料米

兵庫山田錦

精米歩合

40%

使用酵母

明利酵母

日本酒度

+5

酸度

1.4

アルコール度

17.5

無ろ過炭素未使用
杜氏 伊藤 正(山内)
◆現在発売中!(20BY)◆


プロフィール

 大館市の「北鹿」とタイアップした当店のオリジナル企画酒です。平成5年からスタートしてます。 3月上旬ふな掛け(=酒をしぼる作業)したての、北鹿の最高ランクの大吟醸酒(山田錦40%精米)を、何の処理もせず本生のまま四合瓶(720ml)に詰めて特別出荷した限定品。 無ろ過炭素未使用、要するに化粧無しのスッピンの酒です。 日本酒はそのまんま化粧無しの方が美味しい! 私の持論でもあり、事実でもあり、また時代の流れでもありました。 「大事なお酒を大事に売らせて下さい!」 平成5年当時は北鹿はどの酒も本生では出荷しない方針でした。 そこを無理に拝み倒して、当時の桜井正道支配人からOKを頂いたのです。
 お願いついでに、同じ春月で瓶火入れ(=瓶燗)したお酒を秋に出荷しております。「ひやおろし」というものです。 つまり春は新酒生で、秋は熟成酒で、同じお酒の成長と変化をお楽しみ頂けます。
 年々順調な人気に支えられて来たこと、お客様に大切に育てて頂いていること、心からありがたく感じております。

 

酒名のこと

お恥ずかしながら、佐金酒店店主(=私)が名付け親です。
もともと月というのは春の季語ではありません。秋の季語です。秋月といえばピンときますし、お菓子なんかでもその名前はあります。しかもここ秋田県では春の時期、天気はあまり良くなくて月はほとんど見えないのです。でも長い冬を過ごしてきた者には、春の月はどこか心待ちにしたい恋しい風景なのです。 何となくおぼろげで見たくとも見えない春の月…。飲みたくてもなかなか飲めない酒蔵のしぼりたて大吟醸…。と、まあこんな具合です。単なる酒飲みの欲望的な風流ですネ。深い意味なんか全然ない。けど我ながら少しは気に入ってます。
春月のラベルの書は、友人で鷹巣町のレストラン「キッチン むぎのうた」のご主人・小笠原和成さんにお願いしたものです。

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