◆◆◆よく頂くご質問◆◆◆

以下は全て実際にお客様からあったご質問です。比較的頻度の多い質問を紹介しますが、これら以外にもご不明な点やお問い合せなどございましたら、何なりとご連絡下さい。良くあるご質問は“無記名”にて追加して行きたいと思います。

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造り・用語について

■Q■ 山廃とは何でしょう?

■Q■ 日本酒の甘い辛いについて教えて。

■Q■ 日本酒の「酸味」「酸度」とは酸っぱいということですか?

■Q■ 「無ろ過」とはどういう意味ですか?

 

保存・保管について

■Q■ 封を切らない場合、一升瓶だとどれくらい保存出来るのでしょうか?

■Q■ 栓を開けたら何日くらい持ちますか? その日のウチに飲まなくてはダメですか? 次の日が美味しい気もしましたが…。

■Q■ 「一時」は未開栓の状態で冷蔵庫でどのくらい置いといてもおいしく飲めますか?

■Q■ 大吟醸は熟成させると美味しくなるって本当ですか? 新酒の時は美味しくないのですか?

■Q■ 「しぼりたて新酒」は冬期間しか美味しく飲めないのでしょうか?

 

発送・お支払いについて

■Q■ お酒が届きました。お支払いはどうすれば…?

■Q■ ご贈答(プレゼント)の場合、お支払いはどうすれば…?

■Q■ ご贈答の場合、本人の手元についたか連絡が来るまで分かりません。

■Q■ 注文したお酒と違う名前の箱でお酒が着きました。(未開封です)

■Q■ 振り込み用紙が届きません! なんかただで飲んでるようで、気が引けます…(^^;。

■Q■ 贈答用に複数箇所をお願いする場合には、どのようにすれば良いのでしょうか?

■Q■ 海外にお酒の発送はできますか?

 

その他のご質問

■Q■ お酒の旬は在りますか?

■Q■ 貴店は価格が蔵元のものとは少し違うようなのですが…。

■Q■ 吟醸酒のお燗は邪道なのでしょうか。飲み頃の温度について教えて下さい。

■Q■ 四合瓶の商品が増えないものでしょうか?

■Q■ 静岡の酒、「磯自慢」は入荷予定はありますか?

 

◆◆◆お答えしま〜す!◆◆◆

■Q■ 山廃とは何でしょう?

■A■
日本酒は「モロミ」を搾ってできますが、そのモロミの元(初期段階)となるのが「酒母」です。お酒ができる段階で大変重要な過程ですね。その「酒母」は現在ではほとんどのお酒が「速醸」と呼ばれる既成の乳酸菌を添加し、15日ほどで完成させる方法を取ってます。
これに対して「山廃仕込み」は、蔵付きの乳酸菌を自然に取り入れて酒母を育成する古くから伝えられた伝統的醸造技術です。より旨い日本酒を造り出すために通常酵母の2倍以上の手間と日数をかけてゆっくり育てます。こうして造られた山廃酒母は、力強い働きをするために日本酒本来切れと、コク、そして奥行きのある旨味を醸し出します。同じお米や精米歩合(その他酵母など)である場合、速醸タイプと比較してより味に幅のある旨味を持った酒質と味になりやすいです。
但し、味覚や好みには個人差がありますので、「山廃」で造ったお酒が、誰からも好まれるとは限りません。人によっては「山廃は重い」と感じるケースもありますので、特に女性にオススメする場合は気を付けて説明しております。一応ご参考までに…。
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■Q■ 日本酒の甘い辛いについて教えて。

■A■
甘辛の示す数値として日本酒度があるのですが、極めて物理的な分析値でして、味覚としての甘辛の基準とはかけ離れたものです。甘い辛いの感覚は、アルコール度数、酸度等でも違ってきます。あるいは生酒か火入れ酒かによっても左右されるし、第一、人それぞれの感覚の違いが大きいのです。同じお酒でも、ある人は甘いと言い、ある人は辛いと言います。味覚は千差万別なのです。甘辛ほど、難しくまたあてにならない基準もありません。私は酒販店として、お客さんには「甘辛は気にしないで下さい」とお話しています。当店HPのデータに日本酒度を記載していないのは、そんな理由からです。むしろ「軽い、重い」「優しい、腰が強い」とかの表現が分かり易いような気がします。でも一番分かり易いのは、やはり「美味しい」ですよね!
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■Q■ 日本酒の「酸味」「酸度」とは酸っぱいということですか?

■A■
日本酒でいう「酸」とは酸っぱさのことではなく、単純に酒質の「濃さ」と考えると分かりやすいです。「酸度」が高い数値(1.5〜2.5以上)だと味が濃く深くどっしりと感じ、低い数値(1.0前後)だとサラリと柔らかい味わいに感じます。この「酸味」はお酒にとって非常に大切な味の部分です。あまり飲み慣れてない人には重く感じる要素ですが、これが無いと薄っぺらで味気のないお酒になります。やはりお酒はある程度の「酸味」で「旨さ」を表現しています。
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■Q■ 最近良くきく「無ろ過」とはどういう意味ですか?

■A■
まず「炭素ろ過」ということから説明します。出来上がったお酒に活性炭素を入れ、いったんお酒を真っ黒にします。そしてフィルターで濾過をするわけですが(これが炭素ろ過です)、濾過をし過ぎると色素、旨味まで抜いて透明の味気のない腰の抜けたお酒ができあがります。これが淡麗辛口などともてはやされているお酒となります。
最近よく聞く「無ろ過」という表示は、その「炭素濾過」をしていないという意味です。当店のお酒にもけっこう多いです。例えば「冬樹」も炭素ろ過の無い「無ろ過」のお酒です。もちろん炭を使用しないので炭の味はしません。
精米が悪かったり、「炭素ろ過」で使用する炭の量が多かったりすると、「炭臭さ」が出てきたりしますが、最近の傾向としては、「炭素ろ過」は極力少ない炭で行っていると思います。「無ろ過」表示は無いにしても使用する炭ほんの僅かです。もし「炭の味」のするお酒があったら、遠慮なく教えて下さい。味覚の個人差はあるにせよ、やはり炭を多用するお酒は扱いたくないと思います。基本はお酒本来の旨味と色を持った「無ろ過」が、私も好きなのです。
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■Q■ 封を切らない場合、一升瓶だとどれくらい保存出来るのでしょうか?

■A■
保管についてですが…。未開封の場合、低温で一年の保管が可能といわれます。ただ低温といってもいろいろあって、私の経験上、15度位(一定温)で一年だと思っています。お酒によってはそれ以上だと味のバランスが崩れ、「老ね香」(ひね:異臭の一つ)がでてきます。低温にもっていくほど、それ以上の長期保存が可能です。5度以下で、三年貯蔵でいい熟成が期待できます。0度(氷温)以下で7年〜10年熟成の美味しいお酒も経験があります。(ちなみに当店は、純米酒以上は全て5度以下の保管です)つまり酒屋の店頭で棚っさらしの酒は、日付が新しいほど安心でき、逆に古いお酒は購入しないで下さい。美味しくない可能性が高いです。
但し、上記のことはあくまで「火入れ酒」の場合です。「生」の場合、5度以下の冷蔵保管が必要なのです。これは「生」と表示する酒、全てにあてはまります。蔵元でも酒質保持の点から冬から春の新酒の時期は「生」で出荷し、徐々に「火入れ酒」に切り替えていく所がほとんどです。
※通年「生」で出荷してるお酒は、蔵の中でサーマルタンクという低温管理が可能な特殊タンクで保管していますから、それが可能なのです。
つまり「生酒」の場合、ある程度期間を置いて飲む時は床下収納ではなく、冷蔵庫保管でなくてはいけません。ご家庭でしたら一升瓶が大きいので、小瓶に移し換えをして、冷蔵庫へ入れるのがベストです。また「生酒」は開栓したら、お早めに…、が基本です。(なるべく二週間以内がいいでしょう。生の風味が損なわれない期間です)通常の「火入れ酒」(普通酒であれ大吟醸であれ)でしたら、床下収納でいいと思いますが、やはり長期保存をするのであれば、5度以下がいいでしょう。美味しい熟成も期待出来ますよ!
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■Q■ 栓を開けたら何日くらい持ちますか? その日のウチに飲まなくてはダメですか? 次の日が美味しい気もしましたが…。

■A■
開封後、数日経過して味がまろやかになるのは事実だと思います。空気になじませてからというのは、赤ワインにもありますね。次の日のお酒が美味しかったというのは、よく聞く話です。だから開栓後はお早めにというのは、多少表現が間違っていますね。
但し、気をつけるのは「生酒」です。「生酒」の場合、5℃以下の冷蔵庫保管でなくてはいけません。ご家庭でしたら一升瓶が大きいので、小瓶に移し換えをして、冷蔵庫へ入れるのがベストです。また「生酒」は開栓したら、お早めに…、がやはり基本です。(なるべく二週間以内がいいでしょう。生の風味が損なわれない期間です)
ただ「生酒」でなくとも、開封後あまりに長期間残して置くと、徐々に気が抜けてだれた感じになってきます。常温の場合特にその傾向があります。飲食店さんに対しても、なるべく回転をはやくしてもらうようお話はしてます。但しこのことは、その味覚に個人差があるので、何日という期間は一概に決められません。
気の利いたお客さんや、飲食店さんは、ゴム栓で「ポンピング」という作業をして、瓶内の空気抜きをして、品質保持をしてます。これをすれば、ある程度長期間お酒の風味は保たれます。(生も火入れも)
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■Q■ 「一時」は未開栓の状態で冷蔵庫でどのくらい置いといてもおいしく飲めますか?2月はじめに購入してから飲む機会が流れてしまってまだ開けてないのですが。

■A■
さて「喜久水一時」の件ですが、未開栓の状態で冷蔵庫保管をされてる訳ですから、当分大丈夫ですよ。多少暖かい気温になっても、5度位の保存ですから心配ありません。通常の「生酒」と同様にお考え下さい。こちらでは一年間低温貯蔵させて飲んだ人もいますが、いい熟成だったようです。今の状態でしたら劣化して飲めなくなるということは、まず無いでしょう。
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■Q■ 大吟醸は熟成させると美味しくなるって本当ですか? 新酒の時は美味しくないのですか?

■A■
根本的に大吟醸は、熟成して初めて真価が発揮されるお酒なのです。蔵元によっては、3年の熟成期間を置かないと出荷しないところもあります。そうかと言って、新酒のまま飲むのはダメかというと、それは“No”です。新酒の若い香味は、熟成酒にはない魅力です。当店でも、北鹿大吟醸を新酒生のまま出荷してもらい、限定販売してます。楽しみ方は、飲み手の自由です。ただ、新酒のままではもったいないと感じる人も多く、個人的に冷蔵熟成しているお客さんもいます。表現やニュアンスに個人差はありますが、「円熟したまろやかな味」になっていきます。その分、若い華やかな香りは、徐々に少なくなりますが…。
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■Q■ 「しぼりたて新酒」は冬期間しか美味しく飲めないのでしょうか?

■A■
いわゆる「新酒」の若々しい風味を楽しむ期間は、製造後(ラベルの日付)から2ヶ月ほどと言われています。その期間をしっかり明記してるお酒もありますよね。
しかしあくまで「しぼりたて新酒」という季節感や新鮮味を意識した期間であって、それ以降は飲めなくなるのかというと、そうではありません。瓶内で徐々に熟成も進んで、新酒の時の若さとはまた違う熟成感を楽しむことが出来ます。(生酒は低温保管した場合のことです)
事実、ある蔵元さんのメールマガジンによると、一年前出荷されたその蔵元の新酒生を最近飲んだら大変美味しくなっていたと、記事がありました。
但し常温ではダメです。常温保管では必ず「生老ね」が出てきます。「生熟成」とは大いに異なる、お酒の劣化現象です。
また「生酒」は開栓したら、お早めに…、が基本です。(なるべく二週間以内がいいでしょう。生の風味が損なわれない期間です)
ある意味で日本酒は、味の変化を楽しむお酒と言えます。そこが他の食品と異なる点なのです。もちろん私も「しぼりたて新酒」も大好きですが、そのお酒を半年後や一年後に飲んでみて、どんな化け方をしたのかを確かめるもの好きです。
ただ商品としてはお客様に売りにくいお酒になるのは、当然のことですね! だから「しぼりたて新酒」はなるべく早く売ってしまいます。
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■Q■ お酒が届きました。お支払いはどうすれば…?

■A■
当店は基本的に「商品先渡し/代金後払い」で、通販をやらせて頂いています。ヤマトコレクトサービスによる「代金引換」も選択できますが、それ以外つまり「郵便振込」か「銀行振込」の場合(ご自宅用を前提として)商品と一緒に、振込用紙等をお送りしております。後はご都合の良い時間に、お振り込み頂ければけっこうです。
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■Q■ ご贈答(プレゼント)の場合、お支払いはどうすれば…?

■A■
ご贈答の場合、納品書(または郵便振込用紙など)はご依頼主様に直接郵送いたします。決してお酒のお届け先(ご贈答先)にはお渡しすることはありませんので、ご安心下さい。ご依頼主様のお手元に届きましたらご査収下さいませ。
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■Q■ ご贈答の場合、本人の手元についたか連絡が来るまで分かりません。

■A■
ご本人のお手元に届いたかは、改めて確認しないといけません。当店ではクロネコヤマトの配送となりますが、現時点では、荷物の到着確認は伝票番号のオンラインでの検索しか方法がありません。その確認はすぐにできるシステムです。
但し、発送人全員にその確認通知をすることは、当店ではできないのが現状です。クロネコヤマトも同様です。
お手数をお掛けしますが、もし到着の確認をご希望でしたら、当方までご連絡下されば、早急にお知らせすることができます。ご遠慮なくお問い合せ下さいませ。(他は、受け取られた人が、送り主の人に連絡をして頂くかですが…)
この件は当店でもできるだけ迅速かつ正確に対処して参ります。
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■Q■ 注文したお酒と違う名前の箱でお酒が着きました。(未開封です)

■A■
ご安心下さい。中身はご注文のお酒が入っております。
なるべくお客様のご負担を少なくと思い、宅急便専用カートンは使用しないようにしてます。(専用カートンは有料なのです)ご自宅用のお酒は、今回のようななるべく丈夫で発送に向く箱を使用し、破損の心配のないようお届けしております。
また、最近の傾向として(特に地酒は)外箱がない場合がほとんどです。つまりお蔵元でもなるべくコストを削減してるのですね。ご贈答の場合でしたら、もちろん上記の専用カートンを使用します。どうか、ご了解下さいませ。
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■Q■ 振り込み用紙が届きません! なんかただで飲んでるようで、気が引けます…。(^_^;

■A■
通常のお買い上げの場合、その荷物の中に納品書等を入れ発送します。
お届けしたお酒の箱の中に、入っておりませんでしたでしょうか?
お手数おかけしますが、もう一度箱の中を確認して頂けませんでしょうか。ご連絡をお待ちしております。もし当方の手違いで荷物に入れてなければ、早急に郵送いたします。
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■Q■ 贈答用に複数箇所をお願いする場合には、どのようにすれば良いのでしょうか?
その場合の支払は、一括でお願いしたいのですが…。

■A■
ご贈答で複数箇所にお届けの場合は、お手数ですが一件ごとにフォームからオーダーして頂くか、あるいは、(同じお酒をお届けするのなら)フォームの自由欄に複数のお届け先を記入して頂いてもけっこうです。
金額はこちらで計算して、折り返し確認メールでご連絡いたします。
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■Q■ 海外にお酒の発送はできますか? 

■A■
はい可能です。しかし法律によってお酒の発送は規制されてる国もあるので、事前に調べておく必要があります。また宅配業者によっても対応が異なるようです。
こちらの郵便局と検討したところ、国際郵便小包よりも、EMS(国際エクスプレスメール)というサービスが、料金的にいいだろうとのことで、それで海外発送の場合そちらでお届けします。
但し、やはり料金は安くはなく、例えば英国までだと720ml瓶2本でも6,200円になってしまいます。(もちろん航空便です。)お酒代よりも高くついてしまいそうですね。(^_^;
通常小包だと船便もあり、2,900円ですが、当然日数もかかり、赤道を通過するのでお酒には良くないです。
日数ですが、航空便なので外国までは当店から2〜3日で着きますが、後はお届け先の住所までの期間が予測できません。また治安の悪い国はそこから先、盗難の可能性もあるそうです。
それと、ここが大事なとこですが、空港の関税で荷物の中身をチェックするため、一度梱包を解くそうです。その後、またしっかり元通りに梱包し直してくれればいいですが、そこはやはり確約が出来ないとのことです。つまり、その後の破損の確率が高くなるのだそうです。もちろんそのことを踏まえて、当店側で厳重な梱包を施します。
しかし万が一破損した場合の保証対応が、国内の時ほど完全ではないというのが現状のようです。

ちなみに当店は一度だけ英国在住のお客様のご注文で、英国までお酒を発送しましたが、無事3日で到着しました。また現在のところ当店ではカード決済を導入してないので、お振り込みはその国の銀行からか、または(ご家族などを通じまして)国内の銀行からでのお振り込みをお願いすることになります。
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■Q■ お酒の旬は在りますか?

■A■
お酒の「旬」は、その造りで変わるものです。大きく分ければ、秋(10〜11月頃)と冬(1月〜3月頃)です。一昔前は秋上がりの「ひやおろし」が日本酒の旬とされていて、確かに一年中で最もお酒が美味しくなる季節は秋だと言われました。もちろん現在でも間違いないことなのですが、冬から春先にかけてしぼりたて新酒生が多く出回る時期もまた「旬」だと思います。新酒のフレッシュな若々しい風味を楽しめますからね。秋上がりの「ひやおろし」だけが日本酒の美味しさではないのです。
大吟醸生とか純米吟醸生とかの新酒が出荷されるようになった歴史は、まだまだ浅いのです。それは酒造技術の向上と流通販売管理の進歩によるものです。
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■Q■ 貴店は価格が蔵元のものとは少し違うようなのですが…。

■A■
この疑問は実に当然のことと思います。いつかは誰かにこのご質問を頂くことと思ってました。
当店は(現在のところ)価格を税込みに設定しています。
また蔵元からの送料を、1本あたり50円〜100円頂いています。
例えば、「黒龍 大吟醸1800ml」は希望小売価格は、5,000円(税別)です。 当店にもその仕切です。
消費税5%:250円 送料:50円
合計:5,300円(税込み)となります。

また「黒龍 純米吟醸1800ml」は2,621円(税別)
消費税5%:131円 送料:98円
合計:2,850円(税込み)

県内酒で送料負担の無い場合
「刈穂 山廃純米生原酒/番外品1800ml」は2,767円(税別)
消費税5%:138円 送料:なし
合計:2,905円(税込み)となります。(5円切り捨て)

という感じです。
税込み価格に設定していることは、当然やや高めの価格表示となります。それは覚悟の上の価格設定です。
送料に関しては、県外の蔵元さんの場合ほとんどが送料が掛かり、その負担額は平均して1本あたり50円〜100円となります。これを当店が負担した場合、年間でかなりの額の経費をなってしまい、この分だけお客様にご負担頂いているという訳なのです。(暗黙の了解ということで…)
このことは、どうかご理解頂きたくお願いするしかありません。誤解のないようきちんと説明しなくてはいけないことですね。
入荷が困難なお酒とか、稀少性の高いお酒だからといって、価格を無謀に吊り上げて販売することは、私の商売のモラルに反することです。お酒の小売り価格は確かに自由価格なのです。しかし当店は適正価格の正常取引を旨としております。良識ある価格設定での販売を今後も続けて参ります。
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■Q■ 吟醸酒のお燗は邪道なのでしょうか。飲み頃の温度について教えて下さい。

■A■
一般的には吟醸酒は冷酒ですから、冷やして飲むのがいいですが、15℃位が適温です。温度の好みは各人ありますが、ビールのように5〜8℃だと冷えすぎで、お酒の旨味が分からなくなります。冷蔵庫から出したら、少し置いてからの方がいいですし、手で温めながら飲むのもいい方法です。
一口に「吟醸酒」といっても精米歩合50%〜60%の吟醸酒と、精米歩合50%以下の大吟醸酒では楽しみ方が異なることはいうまでもありません。精米歩合50%〜60%の吟醸酒は香りよりも味に重点を置いた「味吟醸」といわれるタイプのものが多く、46〜48℃のぬる燗で酒の持ち味が生きてくるものも少なくありません。
特に「山廃造り」の純米吟醸や吟醸酒は、(火入れ酒でしたら)常温やお燗にも向くお酒で、温めて「旨味」が出てきやすいお酒です。
精米歩合50%〜60%の吟醸酒は、特定名称酒が法的に規定される以前は 日本酒造業界では「中吟」といわれ、「吟醸酒」といえば精米歩合50%以下の 「大吟醸酒」をいいました。 大吟醸酒は、香りの華やかさと味のきめ細やかさとのバランスがとれたものが 最高とされています。 香りの高い大吟醸酒は燗をつけるとエステル香が鼻につくため「薬臭い」 という人が多いです。そのため、冷酒で飲用されるのは昔も今も変わりません。 しかし、吟醸香の落ち着いた熟成感のある大吟醸は、41〜43℃の人肌の燗で楽しむこともできます。これはトライする価値は多いにあります。
「醸し人九平次」の裏ラベルには、「召し上がって頂く品温により、感じて頂ける旨味が微妙に変わって参ります。一度お試し下さい」とも書いてます。これもお酒の楽しみ方の一つとして、気楽に考えて下さい。
吟醸酒のお燗も決して邪道なんかではないですよ。
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■Q■ 四合瓶の商品が増えないものでしょうか?

■A■
四合瓶の種類が少ないのは、やはり当店の懸案ですね。今までのお得意様が、一升瓶ご希望の方が圧倒的に多かったのです。取引先の居酒屋さんも年々件数が増えてきて、ほとんど一升瓶をお使いになります。やはり金額的にも安いですからね。蔵元さんも大吟醸クラスはともかく、中吟醸以下は一升瓶を優先します。でも当店も、インターネットで個人個人のお客様相手の通販もさせて頂いてる訳ですから、◯◯さんの様なご要望にも当然対応してなくてはならないと考えています。確かに小さな容量のご注文は、通販の場合は多くなりました。急激なアイテムの変更はとても出来ませんが、徐々にでも四合瓶は増やしていく予定ですので、どうか長い目で見ていて下さいませ。
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■Q■ 静岡の酒、「磯自慢」は入荷予定はありますか?

■A■
「磯自慢」の件ですが…。まず結論から言うと、99%入荷は不可能です。ゴメンナサイ。山形の「十四代」等と同様、現在最も入手困難なお酒の一つです。私もかつてお取引をお願いしに、焼津まで訪れたことがありますが…。地元でも滅多にお目にかかれないみたいです。10年間ほど通ってもまだ入荷できない酒屋さんもいるそうです。でも、本当にいいお酒ですよね。ここの純米吟醸生を初めて飲んだときの感動は今でも忘れません。まだ「磯自慢」への強い憧れはあるのですが、「磯自慢」はあのまま幻の酒であって欲しいと思うこの頃です。
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