今年の郷土芸能には、新しい取り組みが2つあります。

 1つは、毎年発表している「獅子踊り」と「駒踊り」に小学6年生も参加したこと、もう1つは「八木沢番楽」の復活に向けて、10名の中学1年生が取り組んだことです。

 保存会の皆様にはお忙しい中、何度も足を運んでいただき、踊りや笛・太鼓など、たくさんのことを教えていただきました。

 とくに、学校としても初めてのチャレンジとなる「八木沢番楽」は、地域おこし協力隊の枡本さんや水原さんとともに、ビデオを見ながら難しい踊りを正確に覚えようと一生懸命練習しました。

 この村に育ったことを忘れないために、郷土の伝統芸能を受け継いでいきたいという気持ちを大切に踊りました。

 大林獅子踊り  悪魔払いと五穀豊穣を祈願して、毎年お盆に踊る。起源はかなり古いと言われる。
 昭和57(1982)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。
 小沢田駒踊り  親睦と豊作を祈願したお盆の踊り。明治中頃に始まる。
 平成3(1991)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。
 八木沢番楽  お盆と弔い、豊作祝いに踊る。明治後半に始まる。
 昭和57(1982)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。
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